公正証書遺言の現状での問題点はなんでしょうか
それは、使い方の間違いであろうと思います
多くの勤勉な努力をして生きてきた方が、その結果の法定相続という果実を受け取ることを、公正証書遺言によって妨害をされています
これが最大の過ちです
本来は、この反対の使い方、勤勉さによる当然の相続を防衛するためだけに使うべきでしょう
私は今後裁判を行いますが、
勝っても負けてもこの問題点は社会に訴えて行きたいと思っています
誰でも公正証書遺言を作れる、というのが最初の過ちです
親の預金や不動産を使い込んだ相続人は公正証書遺言を引き受けてもらえない、
という信用調査などによる厳格さが必要ではないでしょうか
もう一つは、信託銀行などの民間企業に引き受けを任せるべきではありません
そもそも相続を企業の営業とすることが間違いです
信託銀行は他にやるべき業務がいくらでもあるはずです
信託銀行の引き受けは禁止とし、最低限でも、弁護士の専権業務とすべきです
そして国家が弁護士費用などの補助をすべきです
ほかにも公証人の問題とかもありますが、
まずこの辺の法改革を私は進めて頂きたいと考えています