例えば、どんな会社でも営業職であればその成績で評価がされます
成績ではない別の評価がされる、というのは、長い経営で考えると余り良いことではありません
成績でなく評価がされるというのは能力のあるものが去って行くということに他なりません
能力なんかどうでも良い、気分良く、経営したいんだよ、というのもあるでしょうが、
これは非常に危険なことなのです
その企業は先行き短い、という以外にありません
これはつまるところ経営者がその程度の能力だったということで、最終的にやり直しの利かない怖ろしい結果になることが多いです
公正証書遺言というのは、この能力のない経営者のようなものです
誰かが気分よく生きるために公正証書遺言を成立させますが、
企業とは違って、この、気分良くなるために成立させたのが誰なのか闇の中にあり、はっきりとはしません
はっきりしないのはどうしてか、と言うと、遺言者の死後に、裁判になって、証人に成立の過程を問い質しても、
その成立時の関係者、同席者の誰一人として決して真実を語らないからです