M信託銀行が度々する主張で、
「遺言信託の契約をしたのは(私の)お母さまです。お母さまがそう言われていたんです」というのがあります
だから、M信託銀行が遺言執行人になって義務のある相続人への報告は、いい加減なもんでもいいじゃないか、あなたが依頼したわけではないだろう、あなたにケチをつけられる筋合いはないだろうというわけです
このおかしな主張は、昨年のM信託銀行との調停においても調停委員の弁護士が主張をしていましたが、
いくら何でもこれはおかしいでしょう
要は相続人なんかに文句言われる筋合いはない、いちいちうるさい、あなたなんかにはなんの権利もないじゃないか、と言いたいようですが、
遺言執行人の報告に文句を言うとしたら、相続人しかいないわけですから、
そうすると親の死後に遺言執行人であるM信託銀行の報告に修正や要求をできる人間は誰もいなくなってしまいますね(死んだ親だけが文句を言えるというならオカルトです)
これは、根本的な部分で遺言執行人という重責のある立場を放棄しており、開き直っており、民法の遺言執行人に関する条文にも違反していると思われますがどうでしょうか
おそらくは兄には違う態度なんだろうと想像をしています
何故か、M信託銀行の遺言信託担当の社員2名が母が依頼したのだという(そんな話は一度も母から聞いたことがない)公正証書遺言の存在を私に説明しに来た時のことをまざまざ思い出します
当然のことながら既成事実として彼等は今後の相続のスケジュール(兄への財産の全面的な移転)などを自身の主導で行うと一方的に話を進めて行きます
私 「私がいままで見たことも聞いたこともない、こんな一方的な内容の遺言を書かれたら、私でなくても誰でも怒るだろうと思うんですが、私が怒るだろうとは思わなかったですか?」
M信託銀行 「お母さまがそう言われていたので・・・」