スポーツなどで、
心理的には、守るよりも追う(攻撃する）方が有利だ、と言うのはよく言われます
しかし、これはスポーツ以外でも言えることではないでしょうか
守る、と言うのは、要は籠城戦です
これは戦力が不利な場合によく使われる戦術でしょう
織田信長は、父親から、籠城はするな。心が萎える。戦では総出で野戦に打って出よ、
と常に教えられていたそうです
私は遺言無効確認訴訟では、公正証書遺言を持っている側が籠城だと思うのです
城からは多数の大砲も打ってきます。結束も堅固で心理戦も仕掛けてきますが、どうやらこちらに攻め寄せてくることはないようです
案外、心理的には、公正証書遺言を持っていないほうが有利かもしれません
もしかして戦術的には持っていない方が相手方よりも多数の選択肢があるのではないでしょうか
まず、相手方が公正証書遺言を持っている(籠城している）ということだけで萎えて諦めないことです
まずはこここが出発点です
