信託銀行は、多くの場合、公正証書で遺言執行人に指定をされていると思いますが、
遺言執行人は中立であるべきところ、
あたかも代理人弁護士ででもあるかのように、公正証書遺言の正当性を主張し、
遺言で遺産を独占することになる相続人(実は遺言信託の依頼者)以外の相続人にほとんどケンカ腰で説得をして来ます
遺言無効裁判は辞めろ、お母様が直々に遺言を頼んできた(?)、他の誰の関与もない(?)、お母様の心から望んだ願いを尊重しろ(?)、等々
誰の関与もない、というのは、過去の経緯を知っている私にはまったくあり得ないことだと思うのですが、経緯などほとんど知らない信託銀行社員が、長い間母を見ていた私を、間違っているのはあなただ、遺言が現実ですべての回答だと言ってきます
厳密に言えば、代理人でもないのに、必死で兄の側の弁護をし、弁護士法違反だと思いますが、そんなことは彼等はまったくお構いなしです
それよりもやたら省略の多い、数か月の提出遅れの、本来の業務であるはずの報告書を、調停でも開き直って不貞腐れていましたが、遺言執行人の責務としてまず素直に修正する成りなんなり真面目に果たしてもらいたいものですが
「お母さまが誰にも言われずに私たちに電話してきたんです」
しかし、私の知る限り、銀行等と電話で折衝というようなことを嫁いできて以来約70年間母はしたことがありませんでしたが
70年の長い眠りから覚めて突然遺言を決意し、M信託銀行の名前が頭に浮かび、電話番後を調べ、「なんとしても遺言を作りたい。遺言を作ってくれ、遺言執行人に指定もする」と電話をしたのでしょうか
なんか夢の中の世界の出来事ですよ