「もうよろしんじゃないですかね。これ以上話をしていても無駄なようなので。終わりにしてもらえますか」
これが、先のM信託銀行との調停の最後の私の言葉だった
「私は30年弁護士をやっている」と主張していた、50代くらいの弁護士は(べつに勤務の時間の長さに信頼とか期待をしていない)ほとんどM信託銀行を擁護する発言を続け、
あらゆる点に関して譲歩を迫ってきた
つまるところ、あなたの要求はすべて通らないから取り下げろ、と言いたいようだった
私への強硬な譲歩の説得は30分も懸けただろうか
しかし控室で待つ私の待機の時間は5分くらいでしかなかった
M信託銀行の代理人の女性弁護士には何の譲歩も求めなかったような気がした
この時間配分だけ見ても、裁判所は不公平ではなかったか
もし求めるならば、譲歩と言っても簡単で、私を馬鹿にしたような、素人がワープロで小一時間で作成したような報告書でなく、もっと詳細に、なかんずく、ありうべきか、全不動産の所有権移転の未報告の部分を報告し、数か月もの報告遅れに関して(多分兄との調停後に提出する意図であった)ひとこと私に謝罪をすれば私は合意をしたとおもう
M信託銀行は調停に於いて私の質問になに一つ答えず、なに一つ自身の非を認めなかったのだった
弁護士の調停員はどのようなことをM信託銀行にしたのかわからないが、この時間配分だけ見ても不公平ではなかったか
思うに、一個人が、世の、様々な案件で、メガバンクを相手取って調停や訴訟をしても、
同じ様な対応を裁判所はとるのかもしれない、と、ふとおもった
どちらにせよ、しばらく棚上げにするが、
この請求は改めてM信託銀行に行って行くつもりである